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特別展示室

この特別展示室には、『ERG Chech 002』、『月の隕石』、『火星の隕石』を展示しております。
この3種類の隕石はいずれも極めて珍しい隕石であり、その殆どが世界中の大学、宇宙研究所等により研究用に所蔵されており、一般に殆ど出回ることはありません。

このような中、当館では、日本の国立極地研究所により太陽系最古の火山岩隕石であると認定されました『ERG Chech 002』を16個、総重量で202.27g、『月の隕石』を3種類、12個(総重量で104.29g)、『火星の隕石』を9種類、68個(総重量で243.9g)保有しており、これだけ貴重な隕石を一堂に見ることが出来る隕石博物館は世界的にも極めて珍しいと言えます。

火星の隕石

火星の隕石は今までに268個確認されていますが、一つが数個に分離したものも含まれており、実際には100種類もないと推計されています。
こちらには9種類の火星の隕石を展示しておりますが、中にはカットしていない原石(32g)もあり、原石とスライスをこれだけ一堂に見られるのは世界でもアモーチェ隕石博物館以外にはないかも知れません。

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月の隕石

月の隕石は現在までに253種類確認されており、こちらには3種類の月の隕石を展示しておりますが、発見されたままの原石は極めて珍しく、ほとんどは研究のためにカットされ,中には粉々に粉砕されて検査に回されます。
また個人、企業、博物館が月の隕石を展示用に保有することはほとんどないとされており、これだけの月の隕石を見られるのは世界中でもアモーチェ隕石博物館以外にはないかも知れません。

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エルグチェチ002 (太陽系最古の隕石)

日本の国立極地研究所とフランス等の国際研究チームは、2021年3月25日に、安山岩質隕石「ERG Chech 002」が太陽系最古の火山岩であり、約45億6500万年前にできたと発表しています。

エルグチェチ002
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